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Public Japanese Language Education

EAN: 9784874247334

ISBN978-4-87424-733-4  //  ISBN: 9784874247334
Year of publication: 2017
Publisher: Kurosio
Number of pages: 264
Languages: Japanese 
País de origen: Japan

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JP0003588
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A book on public education in Japan aimed at Japanese teachers, academics and researchers. 

Description by the publisher in Japanese: 

本書の主張する「公共日本語教育学」とは、「人とことばと社会を視点に私たちがどのような社会を築こうとするのかを日本語教育を通じて探究していく実践の学」の総称です。
これまでの日本語教育を「公共日本語教育学」として捉え直す議論はまだ緒についたばかりです。しかし、これからの社会に必要な日本語教育の社会的意義と貢献を考えるとき、「公共日本語教育学」をめぐる議論は不可欠でしょう。
(「序 なぜ「公共日本語教育学」の構築なのか」より)

Contents in Japanese: 

序 なぜ「公共日本語教育学」の構築なのか(川上郁雄)

第1部 公共日本語教育学は可能か

第1章 公共日本語教育学の可能性―公共人類学の視角から(山下晋司)
公共人類学と公共日本語教育学の接点(川上郁雄)

第2章 公共性と自由―「公共の福祉」をどう理解するか(齋藤純一)
政治学的論点と公共日本語教育学(川上郁雄)

第3章 言語学習の公共性と私性(石黒広昭)
学習/教育心理学から見た公共日本語教育学(舘岡洋子)

第4章 日本語教育は誰のためのものか?―自己実現のための日本語教育をめざして(イ・ヨンスク)
誰のための日本語教育かという問いかけ(蒲谷 宏)

第5章 日本語教育の公共性を問う―過去・現在・未来(平高史也)
社会を作る公共日本語教育学(小林ミナ)

第2部 実践から、公共日本語教育学を考える
公共日本語教育学を、どのように考えるのか(川上郁雄)

第6章 学校現場から考える
第1節 鈴鹿の子どもたちへの日本語教育(中川智子)
第2節 目黒モデルの実践(人見美佳)
第3節 高校生のための日本語カリキュラム開発(河上加苗)
学校現場から公共日本語教育学を考える(川上郁雄)

第7章 歴史の中で考える
第1節 当事者の語りから日本語教育の歴史を考える(田中祐輔)
第2節 「かつての日本人」のことばを受け止める(佐藤貴仁)
第3節 日本で生きていく中国帰国者の学びに寄り添う(齋藤 恵)
歴史の中で公共日本語教育学を考える(池上摩希子)

第8章 教室空間から考える
第1節 大学留学生のための日本語教育(小宮千鶴子)
第2節 「教える/教えられる」関係を越える教室(池上摩希子・いじょんみ・小島佳子)
第3節 自律学習支援から考える日本語教育の公共性(古屋憲章・千花子・孫雪嬌)
教室空間から公共日本語教育学を考える(舘岡洋子)

第9章 ネットワークから考える
第1節 インターネットを通じた日本語教育実践(毛利貴美)
第2節 遠隔日本語教育の実践(尹 智鉉)
第3節 グローバルMOOCsにおける世界初の日本語講座(戸田貴子)
ネットワークから公共日本語教育学を考える(李 在鎬)

第10章 専門性から考える
第1節 成熟した「ことばの使い手」になる(小林ミナ)
第2節 海外の現場で「公共性」を担う(福島青史)
第3節 「自立した書き手」を育てる(太田裕子)
専門性から公共日本語教育学を考える(小林ミナ)

第3部 公共日本語教育学の構築へ向けて

第11章 日本語教育学における「公共性」を考える(蒲谷 宏)

第12章 公共日本語教育学の地平(川上郁雄)

あとがき 新たな日本語教育学の構築をめざして(川上郁雄)

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